高校を中退した後、やっぱり高卒資格が欲しい、勉強し直したいという方も多いですよね!
そんな方には通信制高校へ入学することをおすすめします。
今回は通信制高校のおすすめポイント等をご紹介していきましょう。
目次
高校を中退した後の困難って何があるの?
高校を中退した後の困難には何があるのでしょうか。
1つずつ紹介していきましょう!
就職ができなかったり、出来ても不安定
高校を中退したということは、中卒が最終学歴になってしまいます。
現在、高校進学率が98パーセントにまでなったので、仕事をしたいと思っても高校を中退したという事実、中卒という最終学歴という理由で断られてしまうのです。
そもそも仕事に応募できないということも多いので、日雇いや単発のアルバイト等の不安定な職業に就く人も多くなってしまいます。
そのため、収入が足りず自立ができない、結婚をして家庭を支えられない等の将来の生活に直接的に関わる問題になることもあるのです。
進学や資格の取得にも問題がある場合も
大学、専門学校への入学資格は高卒資格が必要になります。
そのため、高校を中退後にやっぱり進学がしたい!と思ってもまずは高卒資格、高卒認定資格を取ることから始めなければなりません。
また、仕事を進めていくうちに途中で資格を取らないとキャリアアップが不可能という職場もあります。
ほとんどの資格は学歴等関係なく受験できるのですが、中には高卒の資格が必要な資格もあるのです。
その場合、資格を取得する前にまずは高卒認定資格から取る必要が出てきてしまいます。
人間関係にも問題が生じる可能性あり
高校を中退したら、学校から離れることになるので、テスト、授業はもちろん学校行事等の全てと関わることができません。
そして、学校で毎日のように関わっていた友人や先生に会うこともできなくなります。
もちろん、中退後も自主的に連絡を取ることで、関係を続けていくことはできるのですが、中退した自分とかなり異なる生活を送る友人との違いにより、疎外感や劣等感に悩まされてしまう人が多いです。
その結果、だんだんと関係が疎遠になってしまいます。
高校を中退したからといって将来は閉ざされない!
中退に伴う困難を紹介していきましたが、中退してしまったからといって、社会へ出ていく道が閉ざされることは決してありません。
高校中退から進学、資格取得、就職を目指すのなら通信制高校ふさんのへ入学して高卒資格を取得することがおすすめですよ!
高校を中退した人が通信制高校に行くおすすめポイントは?
では、通信制高校に高校を中退した方が行くおすすめポイントを、それぞれご紹介していきましょう。
通信制高校はマイペースに学び続けられる
通信制高校は、自宅での学習が基本になります。
通学する必要もありませんし、時間割通りの授業により縛られることもありません。
普通高校が合わなくて中退した人はもちろん、満員電車が苦手で毎日通えない人、一斉授業が合わなかった人でも、おすすめできる学習環境と言えます。
そのため全日制高校を中退した人も、集団生活に上手く馴染めなかった人、病気やケガを負ってしまって進学を一度諦めた人でも通信制高校では無理なく勉強することができます。
また、全日制高校を中退した後社会人になり、やっぱり高卒資格が欲しい!という方もいますよね。
社会人になると忙しくてまとまった時間を取るのが難しくなりますが、通信制高校は自分のペースで無理なく通い続けることができますよ!
通学コースで自己管理が苦手でも安心
通信制高校は一人で自宅学習をすることになるので、しっかり続けられるか不安な人もいますよね。
そんな人は通学コースが設けられている通信制高校を選ぶといいでしょう。通信制高校ですが、ほぼ毎日通学するのが特徴の通信制高校も中にはあります。
でも学校の雰囲気や授業が自分に合うのか心配、学校の設備やサポートを実際に知りたいという方はオープンキャンパスへ行ってみましょう!
不登校などで全日制高校を中退した経験がある方ならではの不安が解消されるのではないでしょうか?
リーズナブルなので家族の反対も受けにくい
通信制高校は全日制高校と比べると、大変リーズナブルというのも大切なポイントです。
全日制高校を中退してしまったのに、通信制高校にまた入学となると家族の方も本当に大丈夫なのか不安になりますよね。
しかし、リーズナブルなら一度通わせてみようとなる可能性が高いのではないでしょうか?
卒業までに支払う学費は公立の場合は数千円〜数万円、私立の場合は約20万円で足りることがほとんどなのです!
また、通信制高校を選んでも高等学校等就学支援金を活用できるので、世帯収入によりますがほとんど経済的負担なく学べるケースもありますよ。
通信制高校は高卒資格も取得出来ちゃう!
通信制高校は約70年もの歴史を持っているのですが、昔は高校課程の勉強が通信教育によって学べる場所という認識でした。
そのため、高卒資格は悲しいことに取得できず、高校の学習を学んで終わりというだけだったのです。
しかし、現在では通信制高校を卒業するとしっかり高卒資格を取得できちゃいます。
通信制高校の中には難関と呼ばれるレベルの進学校へ進学するカリキュラムやコースを設けている所もあります。
大学、大学院ともっと勉強したい!という希望を持っていたのに、何らかの理由がきっかけで高校を中退せざるを得なかった場合でも、通信制高校は新しいルートから人生を切り開いていくきっかけとなるのではないでしょうか?
そんな方にこそ、受験勉強に力を入れている通信制高校がおすすめですよ!
通信制高校も中退!となってしまう2つのデメリットとは?
しかし、通信制高校には良い所だけではなく、デメリットもあります。
通信制高校も中退となってしまうデメリットをご紹介します。
自分に甘すぎると自宅学習が苦痛に
通信制高校を卒業するための条件の1つとなっている74単位を取得するためには、レポートを毎回提出し、先生から添削指導を受けることが必要になってきます。
ところが、このレポート提出が原因で中退するケースが多いのです。
毎回出されるレポートはそれほど難しいものではありません。
多くのレポートは自宅で教科書を見て記入していくというかなり簡単なものです。
学校で受ける様な厳密なテストとは違い教科書を見て記入できる、いわゆるカンニングOKのレポートですよね。
しかし、自宅学習だとついつい自分に甘くなってしまい、また明日やろうとサボってしまう可能性が高くなります。
一日、二日の遅れならまだいいのですが、度を越してレポートが溜まっていくと大変なことになります。
結果的になまけ癖がついてやる気もなくなり、最悪の場合中退することに繋がります。
特別学習やスクーリングが手間に感じてしまう
通信制高校で単位を確実に取得するためには、学校が元々指定してある日に登校してスクーリングに参加する必要があります。
学校に登校したら担当の先生から個別指導の授業を受けたり、またはクラスの生徒と一緒に授業を受けることが主な内容です。
スクーリング以外にも修学旅行や遠足、社会見学といった特別活動にも参加することが、単位を取得する条件にもなります。
どれも決して難しい内容ではありませんが、人に会うのが苦手だったり不安という方や、昼間は働かなくてはいけなくて、なかなかスクーリングに参加しにくいという人もいます。
そして、通信制高校も中退という残念な結果になってしまう場合も少なくありません。
通信制高校は自分に合った学校を選ぶことがおすすめ!
通信制高校は様々な種類があります。
特に私立は授業形態がそれぞれ大きく異なるので、自分に合った学校やコースを選び、無理なくスクーリングやレポートを続けることができる学校を選び、高卒認定資格を取得しましょう!
通信制高校は高校を中退した後、もう一度勉強したい、高校認定資格が欲しいという方もたくさんいます。
オープンキャンパスや資料請求で安心して通える学校を見つけてはいかがでしょうか?