通信制高校選びってなかなか大変ですよね…。250校近く存在する通信制高校のなかから、ご自身が納得のいくような学校を選択できるのは簡単ではありません。適当に学校を選んでしまって、入学しても自分に馴染まなく、せっかくの青春を謳歌できないなんてもったいない話です。
今回はそんなことが起きないよう、編集部が厳選しておすすめの通信制高校をご紹介します。
タイトルにも記しましたが、今回はいま話題の『N高等学校』についてご紹介します。
「N高等学校ってよく聞くけど何をしているのか分からない」というお声は多く聞くのですが、この記事を最後まで読んでいただけたら、今すぐにでもN高等学校に通わせたくなるのではないかと思います。
これからの高校生活をより素晴らしいものにできるよう、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
目次
N高等学校ってどんな学校?
N高等学校は2016年4月にカドカワによって作られた、ネットと通信制高校の制度を運用した男女共学の新しい学校です。
学習の進め方としてはネットコースと通学コースの2種類があり、自分のスタイルに合わせてコースを選択できます。ネットコースは、通信制高校の大きな特徴でもあるように、通学を基本的に必要としないため、日本全国からの入学を可能にしています。さらに、好きな時間で好きな場所での学習ができ、自分の将来や夢に割ける時間が大幅に増えるのもポイントです。
もちろんネットでの学習のみならず、学校に通って学習するスタイルの通学コースも存在します。ネット映像授業+個別指導による学習スタイルで、ご自身の勉強レベルに適した学習を可能にしてくれます。
また、実社会に直結する「プロジェクト学習」を導入しているのも特長であり、生徒一人ひとりのやりたいことを自ら見出す能力が身につくとの評判です。
次の章からはこれらの特長について詳しく見ていきます。
日本全国から入学できるネットコース
N高等学校のネットコースは、先ほども述べたように好きなときに好きな場所での勉強を可能にする学習スタイルです。居住地を問うことはないので、インターネットを繋げられる環境さえあれば問題なく勉強に励むことができます。一人ひとりのライフスタイルに合わせた学習の仕方で、高卒資格の取得も目指せます。
自分の時間が大幅に増える
自分の時間が大幅に増えるのは、通信制高校に通う方にとっての最大のメリットとも言えるのではないでしょうか。通学にかかる時間がかからないため、その分の時間をご自身の趣味や習い事、将来の夢など、自分の時間を有効に使えることは間違いありません。その増えた時間をうまく活用して、N高等学校オリジナルAdvanced Programで、これからの明るい未来へつなげるための学習に多くの時間を費やせます。
授業もレポートもすべてネットでできる
映像での学習およびレポート課題の提出は基本的にネット上でおこなわれるため、面倒な郵送の手間を省くことができ、ご自身のペースで学習を進められます。とはいえ、何でもかんでもネット上で事が進められると、ちゃんと勉強を進めていけるのかがどうしても心配になってしまいますよね。
ですが、ここが1つのポイントで、N高等学校は生徒一人ひとりに担任の先生が特別についてくれます。さらに、ネット上での質問もできるため、安心して勉強に励むことができます。
具体的な学習の流れは以下の通りです。
① マイページで映像授業を受ける。
② 授業が終わったら、出題される確認テストを受ける。
③ (確認テスト合格後)次の映像授業に進む。
確認テスト不合格の場合は映像授業を観るなどしてもう一度提出する。
④ 映像授業と確認テストを必要な分受けると、レポート課題が出る。
⑤ レポートを解答して提出する。
※レポートが30点未満の場合は不合格とみなされ、再提出となります。
⑥レポート課題を終えたら次の学習へと進む。再び①に戻る。
なお映像授業は、検定教科書のなかでも最大手とされる「東京書籍株式会社」が製作したものであり、教科書も東京書籍の教材を用いるため、安心して質の良い学習を受けられます。
また、教科の一部はN高等学校のオリジナルのものであり、生放送による授業も定期的におこなわれます。
このように、良質かつ飽きのこない学習環境を提供してくれるのもN高等学校に入学する大きなメリットの1つとなります。生徒の学習の進捗状況の管理は、「マイページ」からいつでも確認ができるため、いつまでにどの学習を進めるべきなのか、どの単元を優先的に勉強すべきなのかなどが、ビジュアル的にはっきりとわかるようになっています。このマイページは担任の先生と共有されているため、なかなか思うように学習が進まない生徒には、担任の先生が直接アドバイスをしてくれます。
s導の通学コース
通学コースと聞くと全日制高校のような座学授業なのか思うかもしれませんが、実際はそうではありません。s導では一般的な授業はおこなわず、生徒はプロフェッショナルの講師たちによる良質な一流の映像授業を受講します。この映像授業があることによって担任の先生は指導に専念でき、生徒は学びたいことを好きなだけ学べるという最高の学習環境を生み出すという、新時代の学習スタイルともいえます。
プロフェッショナル講師陣による良質な授業
一般的なネット授業のなかには、どうしても生徒が集中力を欠いてしまうような授業も少なからず存在しており、飽きたり気が散ったりしてしまうこともしばしば。
しかし、N高等学校の授業はコンテンツ制作のノウハウや技術をふんだんに駆使して、生徒が積極的に授業に参加したくなる環境を作る工夫がされており、とにかく「プロフェッショナルの講師」にこだわっています。講師のなかには、予備校でトップクラスの先生や現役のエンジニアなども存在するくらいです。
こうした講師の授業は、特定の生徒、優秀な生徒のみ受けられるような限定的なものではなく、全生徒が受けられます。さらに、授業内容と連動した問題集や参考書が用意されており、生徒ご自身の力で自主的に学習に励むことを可能にしています。
創造力を養う幅広いカリキュラムも見逃せない
N高等学校は社会に出て創造力を働かせて活躍する人材を育成していることもあり、豊富で幅広い分野のカリキュラムが用意されています。このカリキュラムは、動画製作の先駆ともいえるニコニコ動画を生み出した「ドワンゴ」と、70年以上の長期間にわたってアニメや映画のような多種多様なコンテンツを生み出した「カドカワ」が力を合わせて作られたものです。
N高等学校はいままでにない新しい高等学校を目指しており、通信制高校というフレームとIT技術を駆使して、生徒一人ひとりの創造力をかき立てる授業を実現しているのです。
プロフェッショナルによるAdvanced Program
N高等学校がクリエイティブな通信制高校だということはお分りいただけましたね。
ですが、これだけではありません。先ほど触れたプロフェッショナルの授業についても掘り下げていきます。
N高等学校にはプロフェッショナルによる、将来の夢の実現へとつながる「Advanced Program」というプログラムが存在します。N高等学校は「ネットによるこの高等学校」という大きなメリットを活かし、多くの体験を得られます。実社会に出て大いに役立つプログラミング技術やイラスト製作、職業体験など、幅広い体験を通じて、高校生活という大変貴重な時間を有意義に過ごすことを可能にします。
今回は人気のコンテンツを3つほどご紹介します。
プロの予備校講師による大学受験対策の授業
N高等学校では、プロの予備校講師による大学受験対策授業を無料で受講できます。カドカワは学習参考書の出版社として約30年という歴史を持っており、そこで培われたノウハウが凝縮された教材、そしてプロの講師によって展開される授業で、第一志望大学の合格を目指せます。
今までの映像授業にはなかった双方向性のある新しい授業で、まるで多くの生徒と一緒に授業を受けているのではないかという感覚で受講できます。
活躍中のクリエイターが教えるエンタメ授業
N高等学校ではライトノベルを目指す方やコミック作家を目指す方も多いため、プロの講師陣がノウハウや基礎事項を解説してくれます。アニメ、ゲーム、コミックなど、多方面のジャンルで人気のコンテンツを生み出している電撃レーベル。その電撃レーベルで活躍しているトップクリエイターの方や漫画家、イラストレイター、編集者、プロデューサーが、エンタメコンテンツについての講義を無料で受講できます。このようなエンタメ授業が貴重な経験になることは間違いなしです。
現役WEBデザイナーが教える丁寧な授業
現在活躍しているWEBデザイナーは、WEBデザインやサイトの設計にとどまらず、プログラミング言語の理解やアプリ設計など、幅広いスキルを必要とします。
N高等学校のWEBデザインの授業では、現役でWEBデザイナーとして活躍される方の生授業、最新環境に沿った教材での学習をもとに、実社会で即戦力となれるよう丁寧な指導でスキルを身につけていきます。
この授業は大きく分けて2つのコースに分かれており、グラフィックデザインコースとHTML・CSSデザインコースの授業を受けられます。
実際に習得できるスキルとしては、Photoshop、JavaScript、Illustrator、Visual Studio Code、HTML5、CSS3などが挙がります。
N高等学校の口コミ評判を特別にご紹介!
2016年入学/男性
高校二年生のときにやりたいことが前の学校ではあまり自由にさせてくれなかったので、N高に転校することにしました。N高では自分のペースでやりたいことと勉強の両立ができるので、前の全日制高校のときより余裕を持って過ごせました。通学コースは1週間に何回通うのかを決められるので、学校から帰って授業の復習をしようと思ったけど時間がないとか、疲れちゃってやる気が出ないとかはありませんでした。
あと、僕は中学校の時に習ったことがあまり身についていなかったのですが、苦手分野を徹底的に復習できる「中学復習講座」があって助かりました。
N高はイベントもたくさんあるのですが、それも凄く良かったです。ネット上で繋がって仲良くなった友人たちと現実で会えるし、ネットのイベントにも一緒に参加することもできます。
2016年入学/男性
N高等学校には一期生で入学しました。私は以前高校を途中でやめちゃいまして、そこからは趣味でプログラミングの勉強をしていましたが、親がN高を見つけて教えてくれて、プログラミングの勉強をしながら高卒資格が取得できるのですぐに入学を決めました。
プロの指導で本格的な勉強ができるのが凄く楽しいし、先生に質問したら基本なんでも答えてくれて信頼感がありますし嬉しいです。
高校中退後はバイトをしながら一人でパソコンに向かってプログラミングをするだけの日々でしたが、N高等学校を卒業したあとは有名な会社でシステムエンジニアとしてしっかり働きたいと思ってます。
もう20歳になるので、今は就職について先生に相談に乗ってもらっています。N高に出会って本当に良かったです。
2016年入学/女性
ネットでサクサク勉強を進められるのが便利ですね。私は他の社会コミュニティに参加しながらN高等学校に通っているので、仕事の合間にレポートを進められてかなり助かっています。
通信制高校ならではの良さってやつでしょうかね。
それと個人的には学習の進捗状況をマイページで確認できるのが気に入ってます。
タスクをこなしてどんどん納品していくような印象で、ミッションのように進めていくのが楽しいです。
私は20代後半ですので、スクーリングしたときには周りは私より年齢が若い生徒がもちろん多いのですが、私なりにコミュニケーションをとりながら楽しく過ごしています。
2017年入学/女性
プロの講師の授業を受けられると伺ったので、N高に通うことにしました。将来的にはプロの声優になりたいので、最初は都内の専門学校に通おうかな〜と思ってましたが、あるときN高校のパンフレットを手にするタイミングがあったので、そこで興味を持ちました。
母親は猛反対だったので入学できるのか凄く心配だったのですが、なんとしても行きたかったので、母親を納得させてなんとか入学することができました。入学する前には、「やりたいことをやるんだったら、自己管理を徹底して最低限のことはさっかりやるようにね」と言われました。調べたら、N高は高校卒業の資格を取るために自己管理で自分をある程度律さないといけないことがわかったので、上手く工夫して頑張ろうと思いました。
ちょっと心配でしたが、N高から勉強の進捗具合についてメールとかで届くシステムもあるので、立ち止まっても軌道修正できるのが助かりました。少しおんぶに抱っこなところもありましたが、そうした先生方の陰ながらのサポートが心の支えとなりました。いち早くプロの講師みたいに、人に教えられるようになれるまでひたすら頑張ります。
2016年入学/女性
中学三年生の冬ごろ、地元の高校をいくつか見学して思ったのですが、全日制高校は自分に向いてないんじゃないかなって感じたので、通信の方にいこうと決めました。
というのも、通信制高校のほうが自分の時間を有意義に使えるし、全日制だと平日は毎日学校行かないといけないのが億劫だと思ったからです。
実際に入学して通信コースに決めて、授業も受けてみたのですが、ほんとにわかりやすかったです。ネットではプロフェッショナルの講師ご指導してくれると書いてあったので、どんなものかと思ったら、本当にわかりやすいものでした。すんなり内容が頭に入ってくるのでこの人は教えるのが本当に上手いひとなんだろうなと思いました。
N高等学校の魅力とは?
この記事では、N高等学校の魅力を徹底的な説明をしてきましたがいかがでしたか。通信制高校への入学を検討している方には大いに参考になったのではないでしょうか。
N高等学校では、授業の質もよく有意義な高校生活を謳歌できることは確実ですね。
他の通信制高校にはない授業がN高等学校にはあるので、とても人気のある学校です。そのため、定員が埋まらないうちに資料請求や情報収集を心がけるべきでしょう。あなたにとって最高の高校生活が無事に送れることをお祈りしています。