学費の安い通信制高校を私立と公立ごとに紹介します!
実は通信制高校にも全日制と同じように公立の通信制高校と私立の通信制高校があります。
私立と公立のどちらの学費が安いのか、その中でも学費の安い学校はどこなのか気になりますよね。
そこで!
この記事では公立の通信制高校と私立の通信制高校の学費の比較からどの高校が学費が安いのかまで検証していきたいと思います!
目次
公立・私立どっちの学費が安いの?
いきなり結論を言ってしまうと、「公立」の通信制高校のほうが格段に学費が安いです。
ではどれほどの差があるのか見ていきましょう。
公立の場合
・入学料…500円
授業料(一単位)…310円
・年間学費(25単位取得の場合)…8250円
授業料は実は地方自治体によって異なる場合があります。
ですが都心に近いほうが格段に高いということはなく、全国的に大体この金額で通学が可能なようです。
私立の場合
実は私立の場合だと学校とコースによってその金額が変わってきます。
というのも私立の通信制高校の中にはさまざまなコースが存在し、どのコースを選ぶかによって学費が変わってきてしまうのです…。
また、通う頻度も選択でき、頻度が高ければ高いほど金額も上がっていきます。
ですが年間で数日間だけ登校するスタイルをとることで学費を抑えることができます。
この場合の学費は
年間学費…20~30万円
となっています。
ですが私立の通信制高校を選択するうえで一番のメリットは「全国区にキャンパスがある」ということです!
公立の通信制高校は月二回の登校が目安となっているため、自宅から通えるような場所にあることが好ましいです。
しかし、公立の通信制高校は全国で78校しか設置されておらず、通える距離にあるとは限りません
その点、私立は学校によってキャンパスの位置も様々で、自分の通いやすい学校を見つけることが比較的簡単であると言えます。
学費が安い私立の通信制高校ランキング
第3位:クラーク記念国際高等学校
クラーク記念国際高等学校とは、北海道に本学を置き、全国各地にキャンパスを構える国内でも最大手と呼ばれる通信制高校です。
なんと全国に約11,000人もの学生が在籍しています。
学べるコースは様々で英語を中心的に学ぶコース、漫画などのアートを学ぶコースもあり、自分の興味に合わせて学ぶことができます。
平均的な学費は年間約22万円です。
この金額はコースや通学スタイルによって変わりますのでご注意を!
また、学費の納入期間が年に1回だけではなく年に3回も設けられているので一度に学費が用意できない方にも優しいですね。
第2位:鹿島学園高等学校
鹿島学園高等学校は全日制高校を運営する学校法人が運営する通信制高校です。
全日制高校に通っていた生徒が途中から通信制高校に編入することも可能です。
逆に通信制高校から全日制に編入することも可能なため、自分の気持の変化に合わせて編入を検討できます。
また、1単位取得につき7,000円、施設費用などを含めて年間で26万円程度です。
これは他の通信制高校と比べても圧倒的に安い学費です。
選べるコースは9つあり、その中には大学進学を目的としたコースも設置されているため、通信制高校に通いながら大学進学を目指すこともできます。
第1位:翔洋学園高等学校
翔洋学園高等学校は茨城県に設置されている通信制高校で、東日本の学生を中心に募集を行っています。
この高校はなんと入学金が必要ありません。
他の通信制高校は基本的に1~3万円程度の入学金を支払う必要がありますのでこれはお財布に優しくて嬉しいですよね!
また、1単位につき8,000円で取得できます。
学費は年間24万円程度です。
おまけ:就学支援金制度も活用しましょう
就学支援金制度をご存知ですか?
正式名称は「高等学校就学支援金」といい、高校の授業料を支援する目的で設置された制度です。
全日制高校とは異なり、通信制高校においては、私立は1単位4812円、公立は336円支給されます。
1単位ごとに支払われます。
基本的に私立高校の1単位取得にかかる費用は5,000~12,000円程度なので、この制度を利用することによって年間でかかる学費をかなり安くすることも可能になりますので、是非利用してみてください。
支給対象は年収910万円以下の世帯ですので自分の家庭の収入をチェックしてみましょう!
就学支援金受給のための申請は各高校で行います。
まとめ
いかがでしょうか?
通信制高校はやはり全日制高校と同じで公立高校のほうが学費が安いですが、ランキング形式でご紹介したとおり私立にも学費が安い高校があります。
また、おまけで紹介したとおり就学支援金制度という制度を用いれば私立の通信制高校も大幅に学費を安くすることが可能です。
この制度をうまく活用して、より安い学費で高校を卒業しましょう!