高校を選ぶ際に心配に感じるのは通信制高校における不良の存在です。
通信制高校に通う方の中にも不良がいることで嫌な経験をした方、イジメを受けた経験のある方があるのも事実です。
今回は通信制高校にそんな危険が不良はいるのかという疑問に答えていきたいと思います。結論から申し上げますと通信制高校の方が全日制高校よりも不良の数は格段に減っています。
完全に不良がいない環境とはいえませんが、通信制高校は不良ができにいくい環境にあるので心配する必要はありません。
目次
なぜ通信制高校には不良が少ないのか
通信制高校には不良が少ないと聞くと安心しますよね。
しかし、なぜ不良が少ないのでしょうか?それは「通信制高校」という環境に理由があります。
通信制高校はスクーリング日数が限られています。そのため、顔見知りになっても会う回数が少ないので仲の良い集団を作りにくくなります。
大学でイジメが少ない理由と同じです。いつも顔見知りと会うわけではないので閉鎖的な人間関係が形成されにくいのです。
不良っぽく見える人もいる
通信制高校は見た目や服装に関してはかなり自由な校風です。
高校生であれば高校生らしい雰囲気を想像しますが、髪を染めている人や化粧をしている人など、通信制高校には様々な人がいます。
金髪は不良という思い込みがありますが、実は普通の生徒ということがあるので髪色やファッションで驚く必要はありません。
入学面接の段階で落とされる
全日制高校には面接が課されていない学校があります。
面接が課されないと学科試験で通過できるので見た目が不良、素行が悪く生徒に悪影響を与える可能性がある生徒が落とされません。結果として不良生徒がいる環境が全日制高校で起きてしまいます。
入学面接では試験官が相応しくないと判断した生徒は入学できないので、校内で生徒間の暴行、お金を取るような生徒は非常に稀です。
様々な世代がいる
通信制高校には様々な年代の人が学びにやってきます。
全日制高校から転校してきた生徒の他にも働いている社会人も含まれます。日中は仕事をするので高卒資格を得るために勉強している方々です。
イメージするような怖い高校生より大人っぽい落ち着いた高校生が大多数になると思います。そのため、高校生がやるような悪ノリを見受けることはほとんどありません。
復帰したい人が多いからトラブルは少ない
通信制高校に通う方に大体共通するのが「社会復帰をしたい」ということです。
これまで何か問題を起こして退学処分を受け、通信制高校に来る方もいます。彼らは問題を起こすと後がないと感じているためトラブルが発生しづらいです。
最悪の場合、通信制高校のなかで問題行動を起こすと退学や停学処分を下される可能性があります。問題児であってもできるだけ問題を起こさず通う方、心を入れ替えた勤勉な方が比較的多い傾向にあります。
また、全日制高校で問題を起こした不良は通信制高校には通わず多くが中退していきます。素行が良くないため学校に通おうとはしないので通信制高校に来ることは少ないです。
いずれにせよ、問題を起こしたくない生徒が集まるため通信制高校の中で不良がいるかどうかは心配しなくても大丈夫です。
校風をチェック
不安であれば事前に校風をチェックしてみましょう。
校風をチェックは学校のホームページではわかりません。通信制高校の口コミをチェックしてみましょう。
実際に通信制高校に通っている方がコメントをするので不良がいるかどうか、校風は荒れていないのかがわかります。
こうした生の情報は公式ページには載っていないので個人ブログやまとめサイトを参考にして通信制高校を選びましょう。
しかし、ブログなどのネットの情報が常に真実とは限りません。誤った情報や憶測も書き込まれます。客観的な数値としては「大学進学率」と「登校日数」をみるのがよいでしょう。
大学進学率が高いと不良がいない
大学進学率が高い通信制高校は真面目に勉強している方がほとんどです。
進学率を高く保つには学習環境が良く、授業もしっかり行われている必要があります。
そのため、進学率の高さは不良がいる通信制高校なのか見極める基準となるのです。
登校日数
前述した通り登校日数が少ない学校であれば不良がいる可能性は低いです。
通信制高校はスクーリングでの登校日数が短いがゆえに不良仲間を見つけることは難しく、不良が生まれにくい環境になります。
不良がいるかどうかという心配があれば、登校日数が少ない学校を選んでみましょう。
しかし通信制高校に不良がいるか不安であっても登校日数は重要な要素ではありません。
「ここの学校は登校日数が少ないので不良が少なそうだから、ここにしよう!」なんて学校選びはやめましょう。あくまで参考程度に留めておくのが良いでしょう。
説明会に行く
「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、学校の説明会には欲しかった情報が山ほど転がっています。
気になる通信制高校があれば是非とも説明会に足を運んでみましょう。
ネットは確実な情報ばかりではありません。説明会では学校の説明から先生への質問まで可能です。
実際に生徒の雰囲気を聞いてみること、キャンパスの様子から通信制高校の雰囲気を掴み取ってください。
ネット学習
人間関係に不安であればネット学習を利用することで確実にトラブルを回避できます。
ネット授業を使えば嫌いな人と会うことはなく安心して学習できます。
ネット学習を中心とした通信制高校へ進学することを考えている方はN高等学校がおすすめです。
N高等学校
カドカワとドワンゴが共同で運営しており、ニュースでも話題になった通信制高校です。
ネット学習は場所を選ばないので、Wi-Fi環境があればどこでも好きな環境で学習することができます。
入学式、学習スタイルはユニークで斬新なことをするので新しい通信制高校であるといえます。
ネット学習が中心とはいえ、スクーリングは年に何度か必要です。数回だけスクーリングすればN高等学校では自由に学ぶことができます。
学校独自の制度としてオンラインで修学旅行、将棋や囲碁をオンラインでする部活動やゲームをする部活も作られています。コミュニケーションはチャットで行えるため内向的な人でも馴染みやすいのが特徴です。
少人数学級を選ぶ
場合によっては少人数学級や個別学級で授業を受けることができます。
人数が少ない学級を選べば、それだけ不良の数は減ります。生徒の態度に問題があれば不良っぽい生徒と一緒のクラスから外してもらうこともできます。
個別授業では先生との関係が密になるので、理想の環境に近い学習環境に身を置くこともできます。少人数制の学級であれば不良がいることがあっても問題ないですね。
少人数学級制でおすすめの通信制高校をご紹介します
少人数が好きな方におすすめ!飛鳥未来フリースクール
少人数であれば不良が少ない、そんな安心感を持ちたい人におすすめしたいのが飛鳥未来フリースクールです。
飛鳥未来フリースクールでは個別で生徒に合わせたカウンセリングも実施、進路やいじめなどの相談に応じてくれます。
専門学校と提携をしているので自分の興味ある分野に進むことができ、学習ペースも週1から週5まで選ぶことができ、無理せず参加することができます。
少人数学級であるため不良グループと揉めることはないでしょう。仮にトラブルがあった際にはカウンセラーに相談できるので安心して登校できます。
キャンパスへのアクセス
東京都 御茶ノ水教室
住所 東京都文京区湯島2-19-5 2階
郵便番号 113-0034
・東京メトロ千代田線 「湯島駅」 3番出口から徒歩5分
・東京名トロ丸ノ内線 「本郷3丁目 」徒歩5分
・JR中央線 「御茶ノ水駅」 御茶ノ水橋口 徒歩10分
・都営大江戸線 「本郷三丁目」 A5番出口から徒歩5分
宮城県 仙台教室
住所 宮城県仙台市宮城野区榴岡4-4-21 7階
郵便番号 983-0852
・JR「仙台駅」東口から徒歩10分
北海道 札幌教室
住所 北海道札幌市中央区南1条西9丁目11-3 2階
郵便番号 060-0061
・地下鉄東西線「西11丁目駅」3番出口から徒歩5分
静岡県 静岡教室
住所 420-0857
郵便番号 静岡県静岡市葵区御幸町6 静岡セントラルビル8階
・JR東海道新幹線 「静岡駅」から徒歩5分
・静岡鉄道 「静岡駅」から徒歩3分
下調べをして不良のいない学校生活を送ろう
これまで不良がいる通信制高校の見分け方と回避する方法をお伝えしてきました。
全日制の高校と比べて雰囲気が違うので心配や不安を抱えるかもしれませんが、心配はいりません。ちゃんと調べれば不良高校に入学することは絶対にありません。
入学前に説明会や口コミをチェックして自分に合った学校が見つかるはずです。
対面の授業を避けたい方はネット学習を中心に、実際に人と会って授業したい方は少人数学級を探すこともできます。
ここで紹介した方法で不良がいる学校は確実に回避できるでしょう。
ぜひ一度参考にしてみてください。